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わたしの試練 北嶋 茂  脳梗塞

1,944円(税144円)

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脳梗塞 その後

― 目 次 ―
1 はじめに
2 病気のこと
3 入院のこと
4 薬のこと
5 リハビリのこと
6 喜怒哀楽のこと
7 介護用品のこと
8 五感のこと
9 トイレのこと
10 四大要素のこと
11 食事のこと
12 睡眠のこと
13 家族のこと
14 入浴のこと
15 オヤツのこと
16 歯磨きのこと
17 水分補給のこと
18 散歩のこと
19 訪問看護のこと
20 退院のこと
21 日記のこと
22 おわりに


― 一部抜粋 ―
5.リハビリのこと
 足の訓練を専門用語で理学療法。手の訓練を作業療法。
発声の訓練を言語療法という。それぞれ療法士さんがいて指導をしてくれる。
なかでも足の訓練が最も筋肉を使うと思う。従っていわゆる歩行訓練は一番き
つい。ですから、普段からこのことを肝に命じ、療法士さんがつく練習以外に
も、積極的に自主トレ(自主トレーニング・自主訓練のこと)を各々自由に考
えましょう。
 リハビリとしては、外部リハビリ(以後外部リハと呼ぶ)は医学的専門知識
で療法士さんから積極的に厳しく言われる(言われるのは内外どちらも同じ)。
また訪問リハビリ(以後訪問リハと呼ぶ)では外部リハと同じく専門的助言を
してくれるのだが、私に限って言えば、自分や家族に多少甘えるところがどう
しても出てくる。そういう意味では外部リハと訪問リハを取り入れるのがベス
トかもしれない。これは十人十色である。この他に自主トレがあるが、この辺
が個人差のつくところである。
 私の場合自主トレとしては、介護用ベッドに横になっているときは、麻痺し
ている左手足の運動をする。まず足は、足首をストレッチしながら50回曲げる
と同時に左腕を屈伸しながら、手を50回開閉させる。この時できるだけ思いっ
きり手を開く。手を開く方が結ぶよりずっと力がいると思う。是非やってみて
下さい。この自主トレの時右手足も訓練します。練習は主に夜間トイレに起き
た時に行います。平均1日に2〜3回繰り返します。次に水分補給で起きた時、
介護用ベッドの横で手すりをつかみながら20回(これから徐々に増やすつもり
です)ほど立ち上ります。その際両膝をまっすぐにしないでわざと少しだけ曲
げます。その方が足の力がつくそうです。これは私を見てくれる理学療法士さ
んの長年の経験からきた率直な意見ですので是非参考にして下さい。
 あと10時と15時のお茶の時間に利き手の右手に力のつく運動をします。10時
は右手でハンドグリップを握って50回ほど運動します。15時には右手でバーベ
ルを50回ほど握って腕を伸びちぢみさせます。バーベルの重さは軽く1kgです
が、これは続けると結構力がつきます。右手は私の利き手ですから、頻繁に使
います。皆さんも是非一度試してみて下さい。私もだいぶ後から気づきました
が、何でもない手足を何にもしないでいるといずれ力が入らなくなります(こ
れを生活不活発病という)。それこそリハビリになりませんので要注意です。
このことは中学時代の友人から聞きました。この場を借りてお礼を言います。
お互い気を付けましょう。何事もDO YOUR BESTである。